トップページ
>> タスマニア紀行
タスマニア動物紀行
このコーナーでは、タスマニアのユニークな動物たちに焦点をあてて
いろいろな切り口で紹介していきます。
もうひとつの「タスマニア物語」(動物編)をどうぞお楽しみください。
動物
紀行 第2回
コアラと同じDNA???
ウォンバット
フクロを持ったモルモット
「オオフクロモルモット」という名前をご存知ですか? この日本名、一般的にはあまり知られていませんが、実はオーストラリアの人気のある動物のひとつ“ウォンバット”のことです。
日本名のとおりモルモットを大きくしたスタイルですが、お腹に袋を持ってその中で子供を育てる哺乳類有袋目の仲間です。 タスマニアを訪れる人々にはデビルと並んで最高の人気者。あの短い足とずんぐりとしたその体は、大人になると
なんと40
kgの重さにも達っします。 その短い足で幅が最高
50
センチ、長さがなんと
30
メートルもある巣穴を作ります。 しかも自分の巣穴への入り口は複数あり、ワシなどの敵に狙われた場合にすぐに巣穴へ逃げられるように作られています。 また、縄張りを持つ習性のあるこの動物は、自分の領域を示すためにいたるところに糞をしていきます。国立公園のハイキングトラックの途中で四角のコロコロを見つけたらこれがウオンバットの糞なのです。
このウォンバット、自分の体温調節をすることが苦手で、天気の良い日にはめったに見ることはありません。 夜行性であるウォンバットは、いったん日が落ちて涼しくなってきたのをみて巣から出てきて行動をはじめ、かたくて繊維質の多い草を奥歯をすり合わせて食べます。
タスマニアの草原でテントを張って一夜を明かすことがあれば、じっと耳を澄ませてみてください。 ウォンバットの草を噛む音が聞こえてくるかもしれません。
コアラの近い親戚?
オーストラリアの動物といったらコアラが有名ですが、このウォンバット、実はコアラのとても近い親戚だということをご存知でしたか?
ウォンバットは、コアラをちょうど横にしたような動物です。 大昔、進化の過程の中でコアラは樹上生活に適した体に発達したのに対し、ウォンバットはその短くて強力な4本の足と頑丈なつめを持ち、地下に穴を掘って生活する動物として進化したのです。
さらにウォンバットは、コアラと同じようにお尻に硬い骨盤を持ちます。 コアラはその骨盤を使い、木から落ちないように自分の体を支えています。 一方、ウォンバットはタスマニアデビルなどに襲われた際、自分の巣穴へ急いで逃げ込み、お尻を振り上げ、追ってきたタスマニアデビルのあごを巣穴の天井へたたきつけ逆襲するなど自分のお尻を武器として使います。
またコアラとウォンバットの顔や鼻を良くみると本当に良く似ています。 動物学的にコアラとウオンバットは良く似たDNAを持っているというわけですが、実際こんな外面的な比較をしてもウォンバットとコアラは親戚同士である事がよくわかります。
ただ両者の大きな違いは、コアラの袋は口が上向きについているのに対し、ウォンバットの袋はなんと後ろ向きについているのです。
深い巣穴を掘らなければならないウオンバットは、掘った土が袋に入らない様に進化しなければならなかったのです。
ウォンバットを間近に観察するには
“野生のウォンバットを自分の目で見たい! ”という方には、クレイドルマウンテン・レイクセントクレア国立公園の北の入り口にあるクレイドルマウンテンロッジに滞在されることをお勧めします。 タスマニアの動物たちはほとんどが夜行性。野生のものを観察するにはやはり夜まで待たなければなりません。クレイドルロッジのキャビンの周辺には、陽が落ちると同時にポッサム、ワラビー、ウオンバットなどさまざな動物たちが登場してきます。
懐中電灯を片手にお部屋を出て周辺を散策してみてください。
大自然の中で生きるタスマニアならではの野生動物たちと間近に出会うことができます。
もうひとつのポイントは、ロンセストンから車で北西に約
2時間のナラウンタプ(旧アスベストス)国立公園です。ここは
NHK
の“地球!ふしぎ大自然”でも放送され、昼間でもかなりの確率でウォンバットを観察することができるポイントとして知られています。 広がる草原に、夕闇がせまるころいっせいに動物たちが登場してくる−そんな感動が味わえるのはこの公園をおいて他にありません。
でも時間の限られたきびしいスケジュールで旅行している皆さんには、野性動物公園を訪問するのが一番でしょう。
ホバートの街から車で約
30
分のところに行ったボノロング、そしてロンセストンの郊外にある(車で約1時間)トロワナ、いずれも緑豊かな環境で非常に自然な形で飼育されています。これらの公園は車にひかれた野生動物の緊急病院にもなっていて、特に事故にあった母親の袋から助け出されたウオンバットの子供たちがいつも哺育されています。
このページのトップに戻る
タスマニア動物紀行第1回:
小さなダイビングの天才 フェアリーペンギン
このコーナーへのご意見・お問い合わせは
tasinfo@ajpr.com.au
までどうぞ。
AJPR
会社概要
よくある質問
人材募集
メインページ
タスマニア情報
タスマニアについて
気候について
タスマニアの植物
タスマニアの動物
タスマニア紀行
お勧めレストラン
ご予約とご相談
計画を立てる前に
モデルプラン
ご予約の手順
現地参加の一般ツアー
現地のハイキングツアー
宿泊施設のご案内
レンタカー ガイド
フェリーのご予約
ウェディングサービス
ワイン通販
プランフォーム